DUDETONE アコースティックライブ |
個人的にはある意味で今までで“最低のライブ”だった。
ライブの内容が悪かった訳では一切ない、時間は短かったが、むしろ選曲や喋りも含めて良い方だろう。
最低だったのは、苣木が見えたのは「腰が痛い」と言って立った時とライブ終了で帰っていた時だけという事。
ライブは客に「演奏を聴かせる」という事と「魅せる」というので成り立っていると思うが、一切アーティストが見えないのだからその「魅せる」が客の立場からすると全くライブとして成立してない。
アーティスト自身が座ってじっくり弾き語りを聴かせるには、この新横浜のオケは全く場違い。
本人が語った通り、「花田の流れの様に客がゆっくり飲んで、聴いてもらえるようなライブ」をイメージしていたのなら、こんな場所は絶対選ぶべきではない。
バンド形態でなく、アコースティックでじっくり聴かせる場合は、客の大半が座って飲んで食ってくつろいで、少し立ち見が出る程度のライブバーなどにすべきで、普通のライブハウスではNG――完全にライブ形態とオケのミスマッチ。
初めての試みだからしようがないとは思うが、次回同じ形態で行う場合はそれを踏まえるべき。
っと思ったら、また同じ場所でやるらしいから、次回の次は場所を考慮してほしい。
花田の流れを一度見ているのであれば、それが分かりそうな気がするのだが・・・
偉そうに上から目線で語ってしまったと感じるが、プロなら客目線も考慮すべきだし、今後も継続してもらいたくて期待を込めて、あえて“俺が見た今までのライブの中で最低”だったと辛口評価。
そういえば今までの最低なライブもアコースティックだった。
ポール・ウェラー・・・
本人のやる気のなさという意味での最低なので、意味合いは全く違うが。