2010年 04月 22日
北京 最終日 |
本日は最終日、「故宮博物院」、以前の紫禁城。
一昨日も訪れた天安門に来てみると大量のゼッケンを付けたTシャツ姿の人々がいる。
マラソンでも行われるのだろうか?
公安の警備も厳重で入れない地域があり、入る予定だった毛沢東の安置場所の記念館も封鎖されていた。
(ちなみに言うとバカをさらけ出すことになるが、何の知識を持たず、「ラストエンペラー」も見ていないのでまったく何も知らないことを前提として以下を話す。)
とりあえず故宮博物院へと入場する。
日曜日の観光地は入口から場内まで人、人、人、凄い人で溢れ返っている。
旗を先頭に赤、白、黄色、あらゆる色の帽子をかぶった団体が無数に、本当に無数に所狭しと割拠している。
大半は中国の人のようなで、“死ぬ前に一度は訪れなければならない”地方から観光に来ているのだろう。
両脇では公安が演習を行っている。
しかし、ここは「広い」。
天安門を抜けると大きな広場に別な天安門のような門がそびえ、それを抜けるとさらに大きな広場に一回り大きくしたような建物・・・。延々と先が続いている。調べたら960mもあるらしい(横750m)。
中心をはずれ、脇に出ると道や建物は比較的人が少なく空いていた、一角に博物所などもあり、のどかな部分もある。
人口岩の上に立てられた堂などの庭園を抜けると、反対側の出口へと行き着いた。
道の反対、正面には高台に建物がそびえる「景山公園」。
「上から見たいでしょう~!」
昨日位から悲鳴を上げている太ももにムチ打ち、一直線に山を登り頂上へとたどり着く。
公園頂上から見る故宮博物院の眺め・・・
“圧巻・・・”
言葉に詰まる。
スモッグのため見難い事は見難いが、そんなことはこの景色を前にしたら、たいした問題ではない。
太古の都がそのまま今そこ前面にリアルにある感じ。
こんなもの写真など前知識で事前に見なくてホントに良かった。
見てたら感動は半減とまでは行かないが、これ程圧倒されることは無かっただろう・・・
その後、買い物がてら王府井に戻るが、「ブーシー!」の連続。
圧巻と疲労で気分が乗らない。
昼飯後小休止して空港へと向かった。
そして空港でまたしても・・・
ライターを没収される。
前回はジッポの中身だけをドイツで。
今回は没収されてもいいものを持っていったのだが、不意にスーパーマーケットで見つけた毛沢東ライターが気に入り買った自分の土産代りだった。(でもすぐ火が付かなくなった。)
ライターにはほとほとツイてない・・・
北京の交通状況は最悪だ。
ウィンカーも出さず大通りを縦横無尽に走り回るので、渋滞が渋滞を引き起こしている。
赤でも右折可能なのはいいとして、車優先のルールが成り立っているので青信号で轢かれる可能性がある。
走れない人は信号を渡るべきではない。
個人的にはいかにも中国らしい路地裏の平屋住宅街(調べたら「胡同(フートン)」というらしい)が印象に残る。
きれいに整備されたフートンを人力車で廻る観光ルートもあるらしいのだが、俺たちが侵入したのは生活感のある“リアル”なフートン。
観光胡同、リアル胡同、フートンと呼べない最貧民胡同、何故か潰さず残してほしい気もする・・・
きらびやかな表通りと裏からしか見えないフートンの対照的なギャップ。
空気汚染と相まって北京のイビツな発展事情を感じることが出来た旅行だった。
一昨日も訪れた天安門に来てみると大量のゼッケンを付けたTシャツ姿の人々がいる。
マラソンでも行われるのだろうか?
公安の警備も厳重で入れない地域があり、入る予定だった毛沢東の安置場所の記念館も封鎖されていた。
(ちなみに言うとバカをさらけ出すことになるが、何の知識を持たず、「ラストエンペラー」も見ていないのでまったく何も知らないことを前提として以下を話す。)
とりあえず故宮博物院へと入場する。
日曜日の観光地は入口から場内まで人、人、人、凄い人で溢れ返っている。
旗を先頭に赤、白、黄色、あらゆる色の帽子をかぶった団体が無数に、本当に無数に所狭しと割拠している。
大半は中国の人のようなで、“死ぬ前に一度は訪れなければならない”地方から観光に来ているのだろう。
両脇では公安が演習を行っている。
しかし、ここは「広い」。
天安門を抜けると大きな広場に別な天安門のような門がそびえ、それを抜けるとさらに大きな広場に一回り大きくしたような建物・・・。延々と先が続いている。調べたら960mもあるらしい(横750m)。
中心をはずれ、脇に出ると道や建物は比較的人が少なく空いていた、一角に博物所などもあり、のどかな部分もある。
人口岩の上に立てられた堂などの庭園を抜けると、反対側の出口へと行き着いた。
道の反対、正面には高台に建物がそびえる「景山公園」。
「上から見たいでしょう~!」
昨日位から悲鳴を上げている太ももにムチ打ち、一直線に山を登り頂上へとたどり着く。
公園頂上から見る故宮博物院の眺め・・・
“圧巻・・・”
言葉に詰まる。
スモッグのため見難い事は見難いが、そんなことはこの景色を前にしたら、たいした問題ではない。
太古の都がそのまま今そこ前面にリアルにある感じ。
こんなもの写真など前知識で事前に見なくてホントに良かった。
見てたら感動は半減とまでは行かないが、これ程圧倒されることは無かっただろう・・・
その後、買い物がてら王府井に戻るが、「ブーシー!」の連続。
圧巻と疲労で気分が乗らない。
昼飯後小休止して空港へと向かった。
そして空港でまたしても・・・
ライターを没収される。
前回はジッポの中身だけをドイツで。
今回は没収されてもいいものを持っていったのだが、不意にスーパーマーケットで見つけた毛沢東ライターが気に入り買った自分の土産代りだった。(でもすぐ火が付かなくなった。)
ライターにはほとほとツイてない・・・
北京の交通状況は最悪だ。
ウィンカーも出さず大通りを縦横無尽に走り回るので、渋滞が渋滞を引き起こしている。
赤でも右折可能なのはいいとして、車優先のルールが成り立っているので青信号で轢かれる可能性がある。
走れない人は信号を渡るべきではない。
個人的にはいかにも中国らしい路地裏の平屋住宅街(調べたら「胡同(フートン)」というらしい)が印象に残る。
きれいに整備されたフートンを人力車で廻る観光ルートもあるらしいのだが、俺たちが侵入したのは生活感のある“リアル”なフートン。
観光胡同、リアル胡同、フートンと呼べない最貧民胡同、何故か潰さず残してほしい気もする・・・
きらびやかな表通りと裏からしか見えないフートンの対照的なギャップ。
空気汚染と相まって北京のイビツな発展事情を感じることが出来た旅行だった。
by ys01903
| 2010-04-22 21:52
| 海外