フランス |
まだ暗い早朝よりユーロスターに乗るためにWaterlooへ、3時間でパリまで到着するいわゆる新幹線だ。当然国を離れるのでパスポート・金属チェック等行なわれるが、金属探知機で引っかかりおじいさんにピッタリ身体検査される、う、うれしくない。
滞在時間が7時間ぐらいしかなかったので、あらかじめ決めておいたルートでノートルダム寺院に直行、年末だったからか人が多い。時間の関係上、外周してエッフェル塔へすぐ向かう。
しかし、パリの地下鉄は分りにくい!結局エッフェル塔に向かっているようで遠ざかっていた。途中気が付いて反対ホームへ向かうが、それも分かりにくかった。
エッフェル塔は色が灰色で何だか気分が「抜けない」・・・エレベーターで上へ上がれるが、やっぱり人が多く時間の関係上断念し、凱旋門へ。
凱旋門は東西南北どこからも凱旋門。そこからはシャンゼリゼ通りを歩いてルーブル美術館へ行く予定だったが、疲労と時間を考えタクシー乗車。
やはりルーブルの入場口はすごく込んでいたので、裏口のような所から事前に買っておいたチケットで入場する。チケットが変だったのか、警備員に一旦止められるが通過。
「モナリザ」と「ミロのビーナス」を目的に行くが途中「民衆を導く自由の女神」があり思わぬ発見。
「モナリザ」は見るまでに20分ぐらい並ばないと見られず、さらに写真をフラッシュ付でバシャバシャ撮ってたのは驚いた。ここでも自分の芸術センスの無さを露呈、「モナリザ」には絵そのものより見ている自分がいることに感動し、「ミロのビーナス」には後ろ姿が半ケツだったことに感動するのみだった。
これにてタイムリミットが来て爆睡状態のままユーロスターにてロンドンへ帰省?!
基本的にこの日帰りの経験によりパリが嫌いになった。何をされたとかは全く無く、あくまでも主観なのだが雰囲気的に高飛車で人を突き放す感じがして、自分本位な印象を受けたためだ、正直自分の肌に合わないと感じた。
実際は違うかもしれないが、フランスという国は別として、パリの地にはもうあまり足は踏み入れたくないと思った。(結局、その1年半後2時間だけ足を踏み入れたが・・・)