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もうすぐクリスマス。
別に今こういう気分でもないのだが、この曲を聴くと女性向けの歌詞と言えど、何となく切なくなる。
メロディも歌詞も声も音も相乗効果を生み出している名曲だと思う。
EPOはたとえ存在は知らなくても、30代半ば以降の人なら何かしらの曲は絶対耳にしたことがあるだろうというくらい、20年ぐらい前はたくさんの曲がCMで掛かっていた。最近も車の宣伝(ダイハツ?)で確か掛かっていた気がする。
ベスト版などを買うとおそらく半分以上はCM(またはTV主題歌)で使われた曲なのではないだろうか?
サビでインパクトを与える曲、人々にポピュラーな印象を与える曲などを作らせると、相当なクオリティを持っていた証拠なのだろう。
実際に今聴いてもCM曲だろうが何だろうが、素晴しい曲が多い。
ちょっと思いつくだけでも
「うわさになりたい」
「Harmony」
「私について」
「Down town ラプソディ」
・・・正直いくらでも出てくる。
気が付いたら表舞台から一線を引いていた気がするのだが、メディア向けでないところではしっかり活動していたし、志向性も成長進化を続いていたようだ。
「百年目の孤独」などの歌詞を見ると、深いテーマまで行き着いているような気がする。
派手なアレンジがなくなり、曲が素朴になった分、歌詞に重みが出ている作り方のようだ。
追っかけてはいないが、ずっと聴いている人にはたまらない何かが潜んでいそうなアーティストではある。