心の望郷、Americaへのケジメ |
Americaが今は嫌いだ。
バーガースタンド、オールディーズチックな音楽、摩天楼の夜景、チョコバーなどすべてがきらめいて見えた。
我が国が世界で一番、暢気でアホーなヤンキー、“ジャイアン”チックな気質、国旗はためく下などすべてが滑稽に見える。
今まで一度も足を踏み入れた事が無いので、大好きになったのもイメージからだったし、嫌いになったのもイメージからである。
知らない・やった事がないものに対して、独善的にしても影響下にしても、あまり評価を下すものではないと思う。翻って、すべてを知る・やることは出来ないので、中途半端な知識から評価を下す事も当然あると思う。
そう考えると自分を自覚し始めた年頃には既に、朝ご飯の味噌汁や半ズボンがあったのと同じように存在が当たり前になっていたマスメディアの影響は絶大だ。
一度自分自身へのケジメとして、かつて好きだったこの国に入国して確かめてみたいと言う意思はあるのだが、今現在自分が魅力を感じていない国にそう安くはない費用を捻出して行くと言う意思が持てない・・・
ただ、いつか自分の中にある、今では他人のAmericaに自身のフィーリングでケジメを付けたい。
何か格好つけ文章で綴りました。