ボーイズ・ボーイズ ケニーと仲間たち |
どうしてこれを見に行ったのか覚えていないが、当時札幌の狸小路にあった映画館で階段を上って薄暗い館内に入るだけでもちょっとした冒険だった。
映画本体は、以降見直していないので、正直ストーリーは全く覚えていない。
ただ、当時一般的でなかったスケボーで夕日をバックに3人ぐらいが坂を下っていくシーンが思い出される。
アメリカ田舎町の新興住宅地で、あまりにもギャップが大きすぎる同世代の生活環境。
何もかもが見たことがない光景で新鮮で驚きの連続だった。
まだ産まれて数本程度しか映画を見ていない頃だったから、行ったことがないこの空間に完全に入り込んで参加している様な体験をしていた。
きっと何千、何百本も映画を見た今となっては見直したとしても、新鮮味もなければ稚拙なストーリーだろうとは思うのだが、「がんばれベアーズ」「小さな恋のメロディ」なんかも含めて、何か心にのこるうまく表現できない”ほのかな気持ち“は大切にとっときたいな〜