ブログトップ

あの日の午後、忘れない

blaugrana.exblog.jp

Music,Movie&Football・・・Have Fan!

ARB

ARBがまた解散した。ヴォーカリストの石橋凌が脱退した為だ。
昨日夕方のYahoo TOPページのニュースを見て知った。
まず驚いたのが、YahooのTOPページにARB解散という表題が載っていたこと、「そんなにメジャーな存在だったのか!?」ずーっと昔から知っているため、世間一般の認知度がまったく分かっていない、TOPニュースに載るほどだったのには驚きだった。
そしてもう一つが、石橋凌の脱退から解散が決まったこと。
イメージではARB=石橋凌(個人的にはKeithだったりもするが)だし、実際にメンバーを引っ張っていく存在だったに違いない。たとえ1人になっても、ヨボヨボになっても“歌いつづける限り”はARBの幕をおろす事が無いと思っていた凌自身が脱退する事になるとは・・・ショックだ。
e0054427_22181967.jpg
俺のARB歴は一郎がいた「Boys&Girls」の頃から始まっているので相当長い。バンドでも昔よくカバーした。
バンドリーダーだった一郎が抜け、ギターが斉藤光浩になっても聴き続けたが、白浜久にギターが代わったときに何か納得がいかない感じがして、一度離れている。正直1回目の解散時はその離れている時期だったため、「そっかー・・・」ぐらいの気持ちでしかなかった。何かのトレンディードラマで凌が出演したのを見たとき「こんなのに出るためにARBやめたのか、松田優作の意思ってこれか?」と苦笑いで軽蔑さえした。
その後、解散ビデオか何かを見たのがきっかけとなり、解散中に急激にARB熱が復活した。白浜時代の曲もその頃聴くようになった。「Owe My Own」と「Soul To Soul」を聴くと涙腺が緩むようになった。
復活第一弾ライブの「赤坂ブリッツ」は忘れられない、始まる前の観客のあのエネルギーはかつて感じた憶えの無い(その後のデッレアッピでのユーベvsローマと双璧)エクスタシーを感じた。「トラブルド・キッズ」が始まった時には涙が出てきた。「緒方拳コール」も一緒にやった。終了後の汗を大量に含んだTシャツがやけに重かった。
その後も何度もライブに足を運んだが、結局一昨年ぐらい?のNHKホールが最後になってしまった。
ただ自分の中で、何故かライブを見るたびにテンションは下がり、再開後のアルバムも1枚目を除きほぼ聞かなくなっていた事が気になっていた。
それと同時にARBの活動自体も鈍ってきて今回のこの脱退劇・・・

前回の解散は役者になり、歌を一切止めることから来る解散だった、しかし今回は「歌いつづけながら」の解散である、ARBという看板を下ろして、Keithのタイコと離れて歌いつづける。メンバーとではなく、事務所なんかと揉めたのかも知れない、まーそんな事はどうでもいい。
ARBという存在に見切りをつけた解散なのは間違いない
ARBの「魂こがして」は聴きたくとも、石橋凌の「魂こがして」は聴きたくない。

過去のARBは聴く事もあるだろうが、俺も見切りをつけよう・・・付いて行けそうに無い・・・サヨナラだ。
[PR]
by ys01903 | 2006-03-03 22:17 | Music | Comments(6)
Commented by roadmirage at 2006-03-05 02:19 x
1
社会的なメッセージをROCK SINGERが歌う。そういうことがサムクなって久しい。よく思うのは80年代の日本のROCKシーンにあふれていた、社会的なシンガーやバンドの数々。それはすべてRECORD屋主導に過ぎなかったのではないかということ。つまり戦略的にマーケティング的に、『社会を糾弾するバンド』が必要だったこと。核を歌う→カネになる。時代に罵声を浴びせる→カネになる。いまはカネにならないから、その手のミュージシャンは流行らない。最近の日本のヒット曲は、そのほとんどが個人の内面描写となった。それがウレルってわけだ。
Commented by roadmirage at 2006-03-05 02:21 x
2
石橋氏は比較的シンプルな人間だと思う。「リョウ、おまえは社会の底辺であえいでいる若いやつらにメッセージしろよ、おまえはそういう歌をやるべきだ」ディレクターやプロデューサーが彼を煽っていたシーンが目に浮かぶようだ。そしてその通り歌った。
役者は役にどれだけ入り込めるかが勝負な筈だから、その点では彼は才能があった。社会にもの申すシンガーの役を演じ切ったからだ。核のことを、政治のことを、戦争のことを、陰惨な事件のことを歌ったシンガーたちはある意味すごい。厚顔無恥という点ですごい。そのコトバへの無責任ぶりには圧倒される。某国の総理大臣も顔負けだ。
Commented by roadmirage at 2006-03-05 02:22 x
3
NO BORDERというコピーのTVCFを見た事はあるだろうか。戦車が登場する、カップヌードルのCFだ。世界は国境なんかない。カップヌードルをたべればみんないっしょなのさ。
そんなサムイコンセプトのCFだ。音楽はミスターチルドレン。吐き気を催す偽善さに呆気にとられるだろう。あのフィルムをみてバンドは賛同したのだろうか。そうさ、世界はNO BORDERさ、おれたちの歌で世界はよくなるのさ。そんな風に思っているのだとしたら、
そんなバンドはタカ派の次期総理大臣候補の政治家と等しく恐ろしい。U2のボーノ、REMのマイケル氏、熱帯雨林が大好きなスティング、ロハスに熱中する坂本教授。大きなコトを声高に叫ぶ彼らはブッシュやラムズヘルドと同じくらい恐ろしい。
Commented by roadmirage at 2006-03-05 02:27 x
4
表現でメシを食う以上はコトバに責任をもってほしい。

それにしても
かつてのロックンロールキッズたちは
いま何を聴いているのだろう。
何を信じているのだろう。


さよならARB
Commented by ys01903 at 2006-03-05 18:18
たくさんの核心を突いたコメントありがとう。

情報があふれかえった今の時代、何が真実で、何が虚無なのか見極めるのが大変になってきている。
深く信じていたものが、塗りたくられた虚像であったなら、その反動も大きい。
信じる行為は失いたくないので、自分の目を養う事に磨きをかけたい。
Commented by ISD工場 at 2006-03-15 04:49 x
一番ARBのLIVEを見てきた私にとっても、衝撃的な一報で、事務所と金と、やりたい事が、石橋稜の中では、常に巡っていたようだね。
私は瞬間、瞬間を捉えると、「笑いたくても笑えない奴、泣きたくても泣け無い奴、全てのロックンロールキッズに送ります!」を純粋に捕らえたい。たとえショーであっても、その瞬間は石橋稜も燃焼していた訳だしね。
人間、誘惑やしがらみ、コネクションや戦略、洗脳、いろいろな場面で、苦悩しながら結論を出さなければならない。
せめてLIVE会場での、稜のコメントは信じたい。たとえ黒幕がいたとしても。ファンの一人として。
さよならARB、さよならキース