やっぱり |
どちらもとても見甲斐のあるゲームであった。
大ざっぱに言うと昨日は自分の戦い方を見せるゲーム、今日は相手を防ぐ戦いを見せるゲーム、そんな感じの展開であったが、どちらにも共通しているのは、「速い!」。
それは単に選手の走力的な速さでもあり、パスの速さであり、読みの速さであり、反応の速さであり、戦術への速さであり、考える速さであり、想定外への対応の速さであり、その90分間の持続性である。
たとえ、カカやルーニーやドログバやゼンデンが他の選手より目立っていても、そんなことは関係なく、手を抜く選手がまったく見つからない。気を抜いた瞬間に「やられる」とわかっているかのようだ。
コーチの行き届いた攻守それぞれの戦術を理解した上で、相手がいる状況から瞬時に判断するテクニックの備わった各選手が、個性のあるプレイを全力で披露するとこうなるのだろう。
正直ここ最近のバルサやアーセナルがスローモーションに感じるぐらいだった。
そのスローモーのバルサも期待の新星が登場した。
エジプトのチームのしかも親善試合でのことではあるが、前にも話した「ボージャン(動画は要QuickTime)」がAチーム初登場でバセリーナ(ループシュート)を決めたらしい。
来年はまだ出てこないと思うが、2008年には今の「メッシ」と同じ状況になっているだろう。
またチビッコではあるが・・・。