80’s Movies |
見た感想なのだが・・・この時期のこの手の映画は正直もう厳しいのかもしれない。
まず、ストーリー自体はまだいいとして、脚本の作りが稚拙なので展開や設定に無理が生じていたり、役者の台詞なども時代性だけでは語れない、ちょっと抵抗感がある。
当然音楽や映像ショットや色あいなどは言うべくもない。
おなじ時期に好きだった「マネキン」や「愛しのロクサーヌ」や「プリティ・イン・ピンク」などを、ちょっと前に見た時にも同じ感情を抱いたので、見る前にちょっと嫌な予感はしたのだが、それが完全に的中した。
でももしかしたら80’s映画全般に言えることで、ラブストーリーのみに偏った嗜好ではないのかもしれない。
例えば「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」も「ビバリーヒルズ・コップ」もまったくダメだったし、考えてみるとこの時期のDVDをほとんど所有していない。当時よく見ていた割りに70’sと90’sの間、ポッカリと空洞化状態になっている。
今見ても十分鑑賞に耐えうると思われるのは、思いつく限りでは「Back To The Future」「旅立ちの時」「Blade Runner」「Star Wars」ぐらいだろうか?
アカデミー賞受賞作にしても「アマデウス」と「ガンジー」ぐらいだろうか?
あくまでも個人的な志向で「ハリウッド映画」に限っての事であるが、強烈な印象がある作品があまりない。